大手を辞めるのはもったいない?転職6年目のリアルと後悔しない理由

大手を辞めるのはもったいない?転職6年目のリアルと後悔しない理由

「大手を辞めるのはもったいない」

大手からの転職を考えはじめると、こんな言葉が頭のなかをぐるぐると回ります。周囲からも言われるし、自分自身でもそう思ってしまう。

筆者もかつて、インフラ系大手企業に勤めながら転職を考えていた時期がありました。周囲には「安定してるのになんで?」と言われ続け、なかなか踏み出せませんでした。

でも今は、あの決断を1ミリも後悔していません。転職して6年が経ちますが、WLBが改善し、結婚し、育休を取り、マイホームも購入しました。

この記事では、筆者が大手を辞めた理由と、辞めてからのリアルな変化を正直にお伝えします。

この記事を読むと、以下のことがわかります。

  • 大手を辞めることが本当にもったいないのかどうか
  • 筆者が大手を辞めた3つのリアルな理由
  • 転職後6年間でどんな変化があったか
目次

大手を辞めるのはもったいない?←結論から言います

結論から言うと、「もったいないかどうかは、あなたが何を大切にするかで決まる」です。

大手企業には確かに魅力があります。安定した給与、ブランド力、充実した福利厚生。これらを最大限に活かしたい人にとっては、辞めることがもったいないかもしれません。

一方で、筆者のように「働き方が合わない」「体が悲鳴を上げている」「このままでいいのか」と感じている人にとっては、辞めないことのほうがよっぽどもったいないと今は思っています。

大手というブランドにしがみつくことが、人生の豊かさにつながるとは限りません。

筆者が大手を辞めた3つの理由

筆者がインフラ系大手企業を辞めた理由は、大きく3つあります。それぞれに「じわじわと限界が来た」という感覚がありました。

①身体的な限界

最終的なきっかけは、腰痛の悪化でした。

前職では納品業務もあり、体への負担が大きい仕事でした。残業も月30時間ほどあり、土曜出勤もありました。じわじわと蓄積されたダメージが、腰に出るようになったのです。

「このまま続けたら体が壊れる」という感覚は、転職への背中を強く押しました。体が資本だということを、このとき本当に痛感しました。

②業務内容のミスマッチ

体への負担と並行して、仕事内容そのものへの違和感も積み重なっていました。

筆者は文系大学院を出て、総合職として入社しました。BtoC営業や納品業務が主な仕事でしたが、どちらかというと納品メインで、常に時間に追われていました。「自分がやりたかった仕事とは何か違う」という感覚が拭えませんでした。お客さんとじっくり向き合う仕事がしたい、という思いが、日々の業務のなかで少しずつ大きくなっていきました。

③スキルが身につかない不安

もうひとつが、将来へのキャリア不安です。

「この仕事を10年続けたとして、自分には何が残るのだろう」と考えたとき、答えが見つかりませんでした。大手特有の分業体制のなかで、汎用性のあるスキルが身についている実感がなかったのです。「転職市場で通用するような武器がない」という漠然とした不安が、じわじわと大きくなっていきました。

「もったいない」と言われたときの筆者の気持ち

転職の意向を周囲に話すと、口を揃えて「もったいない」と言われました。

家族、友人、同僚。「なんでそんないい会社辞めるの」「安定してるのに」「後悔するよ」。そんな言葉が次々と飛んできました。

正直、揺れる気持ちはありました。大手のブランドを手放すことへの不安は、自分のなかにもあったからです。

でも同時に、「このまま体を壊しながら、合わない仕事をし続けることのほうが後悔する」という確信もありました。

「もったいない」という言葉は、現状維持を正当化するために使われることが多いと気づいたとき、少し楽になれました。

辞めて6年後のリアル

転職して6年が経ちます。今の率直な気持ちを書きます。

一言で言うと、転職して本当によかったです。

現職は地方の製造業・中小企業の営業職です。年収は約500万円。残業はほぼゼロで、土日祝は休み、17時定時です。

仕事の内容も、お客さんと向き合う営業の仕事になり、ミスマッチを感じることがなくなりました。

そして何より、WLBが改善されたことで人生全体が豊かになりました。転職後に妻と出会い、結婚し、育休を4ヶ月取得し、マイホームも購入しました。前職のままでは、こうした時間的・精神的な余裕を持てなかったと思います。

「もったいない」と言われた大手のブランドより、自分の健康・時間・家族のほうがずっと大切だと、今は心から思っています。

大手を辞めても後悔しない人の特徴

最後に、大手を辞めても後悔しにくい人の特徴をまとめます。

  • 体や精神への負担が続いている人:身体的・精神的な限界を感じているなら、それは立派な転職理由です。
  • 業務内容に慢性的なミスマッチを感じている人:「なんか違う」という感覚が消えないなら、環境を変えることが先決かもしれません。
  • 将来のキャリアに漠然とした不安がある人:スキルが身につかない環境に居続けることは、長期的にはリスクになります。
  • WLBや家族との時間を優先したい人:年収よりも時間を豊かにしたいと思うなら、それを実現できる場所を探す価値があります。

逆に、「大手のブランドや給与に満足している」「仕事内容も人間関係も問題ない」という人は、無理に辞める必要はありません。転職はあくまで手段です。あなたがどんな人生にしたいか、それが一番大事です。

まとめ

「大手を辞めるのはもったいない」という言葉は、現状維持を後押しするための言葉として使われがちです。

でも筆者の経験では、辞めて後悔したことは一度もありません。体の限界・仕事のミスマッチ・キャリア不安という3つの理由が重なって踏み出した転職は、その後の人生を大きく好転させてくれました。筆者の転職が成功した要因の一つとして転職エージェントの活用があります。企業探し&自己PR方法など、自分一人では手が届かない範囲までサポートしてくれます。

もし今「辞めたいけどもったいないかな」と迷っているなら、一度転職エージェントに相談してみることをおすすめします。話を聞くだけでも、自分の状況を客観的に整理できます。

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