総合職を辞めたい理由5選|大手を辞めた時に感じた”限界”と後悔しない判断基準

総合職を辞めたい理由5選|大手を辞めた時に感じた"限界"と後悔しない判断基準

「総合職を辞めたい、でも甘えかな…」

「せっかく大手に入ったのに、もったいない気がする…」

総合職を辞めたいと感じながらも、なかなか一歩を踏み出せずにいる方は多いです。このページを開いたあなたも、そんな葛藤を抱えているのではないでしょうか。

筆者はインフラ系大手企業の総合職として入社しましたが、わずか1年半で退職しました。残業・土曜出勤・業務ミスマッチ、そして身体的な不調が重なり、「もう限界だ」と感じたのがきっかけです。

現在は地方の中小企業で営業職として転職6年目。残業ほぼなし・転勤なし・土日祝休み・年収約500万円の環境を手に入れ、転職したことを今も後悔していません。

結論から言うと、総合職を辞めたいと感じるのはごく自然なことです。この記事を読めば、自分が辞めるべきかどうかを冷静に判断できるようになります。正しい判断基準を持って動けば、後悔しない転職は十分に実現できます。

この記事では、筆者の実体験をもとに「総合職を辞めたいと感じる理由」と「後悔しない判断基準」をお伝えします。

この記事を読むと、以下のことがわかります。

  • 総合職を辞めたいと感じる5つの理由
  • 辞めた後に後悔する人の特徴
  • 辞める前に確認すべき3つのこと
  • 転職を成功させるためのポイント
目次

総合職を辞めたいと感じるのは甘えではない

まず最初に伝えたいのは、「総合職を辞めたい」という気持ちは、甘えでもなんでもないということです。

総合職という働き方は、会社のさまざまな業務を担う一方で、「自分のやりたいことができない」「異動・転勤が多い」「業務量が多い」といった問題を抱えやすい構造になっています。

筆者も入社当初は「数年間はどんな仕事も経験として頑張ろう」と意気込んでいました。しかし実際に働き始めると、想像とはまったく違う現実が待っていました。

「辞めたい」と感じること自体は、自分の限界に気づいているサインです。その気持ちを否定せず、まずは理由を整理することが大切です。

総合職を辞めたいと感じる理由5選【よくある原因】

筆者自身の経験をもとに、総合職を辞めたいと感じる理由を5つにまとめました。具体的には以下の通りです。

① 残業・休日出勤でプライベートが削られる

総合職の仕事は業務範囲が広く責任も重いため、残業が常態化しているケースが多いです。

筆者が在籍していた職場では、月30時間ほどの残業に加え、土曜日の出勤も当たり前でした。平日は遅くまで働き、土日のどちらかは仕事。気がつけば「仕事のために生きている」ような感覚に陥っていました。

趣味の時間も、友人と会う時間も、自分のための時間もどんどん失われていく。このWLBの悪さは、じわじわと精神を削っていきます。

② 配属ガチャで希望と全く違う業務になった

大手企業の総合職は、入社時に希望部署を出せる会社も多いですが、実際の配属先は会社都合で決まることがほとんどです。

筆者もやってみたい仕事は明確にありました。しかし実際に配属されたのは、まったく異なる業務。「これを経験してから」という会社の論理はわかりつつも、日々の業務に手応えを感じられず、ミスマッチが積み重なっていきました。

「自分のやりたいことと仕事がまったく合っていない」という感覚は、モチベーションを根本から奪います。これが長期間続けば、「辞めたい」という気持ちが強くなるのは当然のことです。

③「数年で希望部署へ」という話が実態と違った

多くの総合職の採用では、「2〜3年でさまざまな経験を積み、その後は希望のキャリアを歩める」という説明がされます。

筆者が入社前の説明会でも、「2〜3年程度で希望部署への配属も十分視野に入る」という話がありました。しかし実際に働き始めてみると、そのような雰囲気はまったくなく、当面は現部署で仕事を続けることが前提になっていました。

採用時の説明と現実のギャップは、「だまされた」という感覚を生みます。この裏切られた感じが、退職を決意するきっかけになる方は少なくありません。

④ 身体的・精神的な不調が出始めた

残業・休日出勤・業務ミスマッチが重なると、心身への影響が出てきます。

筆者の場合は、身体的な不調が出始めたことが退職の大きな理由の一つでした。「少し疲れているだけ」「頑張れば乗り越えられる」と思っていましたが、体は正直で、サインを見逃すとどんどん悪化していきます。

身体や精神に異常を感じたら、それは限界のサインです。「まだ辞めるほどではない」と我慢し続けることで、回復に時間がかかる状態になることがあります。不調を感じたら、まず自分の状態を最優先に考えてください。

⑤ 転勤・異動など、人生の主導権を会社に握られている感覚

総合職は、転勤や部署異動が当然のこととして扱われます。「いつ、どこに異動するか」は会社が決め、自分にはほとんど選択肢がありません。

将来のことを考えたとき、「どこに住むか」「どんな仕事をするか」といった自分の人生の基本的な部分が、会社の都合に左右される。この感覚は、じわじわと「このまま続けていいのか」という問いかけにつながっていきます。

特に結婚や子育て、マイホームなどのライフイベントを考え始める年代になると、この不安はより大きくなります。

筆者が総合職を辞めた実体験

ここでは、筆者が実際に総合職を辞めるまでの経緯をお伝えします。

筆者は文系大学院を修了後、24歳でインフラ系大手企業の総合職として入社しました。入社時は「数年間の経験を積んで、異動してやりたい仕事をやるぞ!」と意気込んでいましたが、現実は想像とかけ離れていました。

配属先の業務は、もともとやりたかった仕事とはまったく異なるもの。月30時間ほどの残業と土曜出勤が続きました。さらに、先輩社員を見ていると実際に希望部署へ配属される人はほとんどいないという事実に気づきました。「2〜3年で希望部署へ」という採用時の説明とは程遠い状況でした。

そんな中、身体的な不調も出始めました。「もう少し頑張れば変わるかも」と自分に言い聞かせていましたが、入社から1年半が経った頃、「このまま続けることが自分にとって本当にいいのか」と真剣に考えるようになりました。

そして退職を決意。退職後は約半年間の無職期間を経て、転職活動を始めました。この無職期間は不安も大きかったですが、じっくり自分と向き合う時間にもなりました。無職期間の実体験はこちらの記事でくわしく解説しています。

転職後は地方の製造業・中小企業の営業職に就き、現在は転職6年目。残業ほぼなし・転勤なし・土日祝休み・年収約500万円という環境を手に入れ、転職したことを後悔したことは一度もありません。

大手を辞めることへの不安は誰にでもあります。しかし、「辞める」という選択が、その後の人生を大きく好転させることもあります。

総合職を辞めた後に後悔する人の特徴

「辞めたい」という気持ちは本物でも、転職後に後悔してしまう人がいるのも事実です。後悔しないために、よくある失敗パターンを把握しておきましょう。

転職軸が曖昧なまま辞めた

「今の会社が嫌だから」という理由だけで転職すると、次の職場でも同じ悩みを抱えるリスクがあります。「何のために転職するのか」「どんな働き方をしたいのか」という軸を明確にしないまま動くのは危険です。

感情だけで辞めた

上司との衝突や繁忙期の疲労など、感情が高ぶったタイミングで勢いよく辞めるのはリスクがあります。感情が落ち着いたときにも「辞めたい」と思えるかどうかを確認してから動くことが大切です。

次の職場を十分に調べていなかった

転職先の職場環境・社風・残業実態などをリサーチせずに入社すると、「前の職場と変わらない」という状況になりかねません。転職エージェントや口コミサービスを活用して、入社前に現場のリアルを把握しておきましょう。

総合職を辞めたい人が辞める前に確認すべき3つのこと

「辞めたい」という気持ちが強くなったとき、すぐに行動する前に確認しておきたいことが3つあります。具体的には以下を見ていきましょう。

① 辞めたい理由が「どのレベル」の問題か

辞めたい理由がどのレベルの問題なのかによって、解決策が変わります。

  • 「今の部署」が原因:社内異動や部署替えで解決できる可能性がある
  • 「今の会社」が原因:部署が変わっても根本は変わらないため、転職が必要
  • 「総合職という働き方そのもの」が原因:転職先でも総合職を選ぶと同じ悩みを繰り返す可能性がある

筆者の場合は「今の会社」と「総合職という働き方」の両方が合っていないと感じていたため、転職という選択をしました。自分の悩みがどのレベルにあるのかを整理してから、次のアクションを考えてみてください。

② 転職後に何を実現したいか

「今の会社が嫌だから転職する」だけでは、転職活動がうまくいかないことが多いです。「転職先で何を実現したいか」「どんな働き方をしたいか」を明確にしておきましょう。

筆者の場合は「WLBの改善」と「お客さんと直接向き合える仕事」という2つの軸が明確でした。この軸があったからこそ、転職先選びで迷わずに済みました。

③ 経済的な備えがあるか

在職中に転職活動を進めるのが理想ですが、身体的・精神的な限界を感じている場合は、退職してから転職活動をするケースもあります。その場合は、生活費の備えがあるかを確認しましょう。

筆者は退職後に約半年間の無職期間がありましたが、ある程度の貯蓄があったことで、焦らず自分に合った転職先を探すことができました。最低でも3〜6ヶ月分の生活費を確保しておくと安心です。

総合職から転職する際のポイント

総合職からの転職を成功させるために、筆者が実際に意識したポイントを紹介します。

転職軸を明確にする

転職活動で最初にやるべきことは、「何のために転職するのか」という軸を決めることです。給与なのか、働き方なのか、仕事内容なのか。軸がないまま転職活動を始めると、選択肢が多すぎて迷走します。

「今の職場で最も辛いことは何か」を突き詰めることが、転職先に求める条件を見つける近道です。

転職エージェントを活用する

初めての転職には、転職エージェントの活用をおすすめします。筆者もリクルートエージェントとマイナビエージェントを利用して転職を成功させました。

転職エージェントは求人紹介だけでなく、履歴書・職務経歴書のチェックや面接対策もしてくれます。「転職活動を一人でやるのは不安」という方には特に心強い存在です。筆者の体験談はこちらの記事でくわしく解説しています。

大手にこだわりすぎない

「大手から中小企業への転職は失敗」というイメージを持つ方は多いですが、必ずしもそうではありません。

筆者は大手から中小企業に転職しましたが、年収を維持しつつ、残業・休日出勤がほぼなくなりました。会社の規模よりも「自分がどんな働き方をしたいか」を優先することが、転職後の満足度を高める鍵です。大手から中小企業への転職のリアルはこちらの記事でくわしく解説しています。

まとめ:後悔しないために

総合職を辞めたいと感じる人は多く、その理由には共通点があります。

この記事では、総合職を辞めたいと感じる理由と、後悔しない転職の判断基準についてお伝えしました。

  • 総合職を辞めたいと感じるのは甘えではない
  • よくある理由は「WLB・配属ガチャ・採用時との乖離・心身の不調・転勤問題」の5つ
  • 辞めた後に後悔しないために、失敗パターンを事前に把握しておこう
  • 辞める前に「理由の整理」「転職軸の明確化」「経済的な備え」を確認しよう
  • 大手にこだわらず、自分の働き方を最優先に考えることが大切

筆者は総合職を1年半で辞めたことで、その後の人生が大きく好転しました。今でも「あのとき辞めてよかった」と思っています。

「辞めたい」という気持ちは、自分の本音のサインです。その気持ちを大切に、ぜひ後悔のない選択をしてください。

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